君の唇に 敬礼

雑食ヲタのけいぽ日記

【ONEUS】そして青年達は月を目指した【FLY WITH US】

f:id:Leonana110111:20191005111854j:image神円盤すぎて顎外れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

Track List

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ぶっちゃけるとめちゃくちゃ心配だった(デジャヴ?)。アルバム全体通してハマれないかもしれない....と思って。メドレーを見た時ピンとくる曲が少なすぎるのと、タイトル曲もあれれ?と思ってた時期だったので...‪( ᵕ ᵕ̩̩ )‬

 

楽曲関係者を見た感じ期待してたのは、박우상(過去2枚のIntro作詞作曲編曲者)が携わってる『Stand by』。この人いつも1曲作るのに1人で全部やるの凄いな...今回はIntro担当じゃないけどどうでしょうか。

後はInner child参加の『Level Up』(가자にも参加)。メドレー聴いた時に一番好きだったのはこれです。MonoTreeって相当大きな会社なのか、あっちこっちのトラックリストで名前見ますよね。最近だとTWICEの『Feel special』、X1の『Flash』、Inner childさんが関わってるのはこれからリリースされるONFの『Twinkle Twinkle』とか。凄いなラインナップ...POPな曲作りが得意な人が集まってるイメージです🤔

 

 

 

 

Track Review

今日付け(10/5)で、日本の各音楽配信アプリにて漸く配信開始になった当アルバム。やっと来たーー!!と勢いで夜中の2時に聴いたら良すぎて脳震盪起こすかと思った。予想を遥かに超えてきた出来にフリーズしたので、改めてゆっくり聴き直しながら振り返り。今回はランキング形式じゃなく収録順でいきます(^o^)

 

 

 

が、その前に。

 

 

 

 

3部作【USシリーズ】は確かに繋がっている

という話をさせてください。これ、めちゃくちゃ大事です。個人的に。

最終部に当たる【FLY WITH US】にてUSシリーズは完結なんですが、3部って決して多い数じゃないので【LIGHT US】と【RAISE US】だけだといまいち「ん?繋がってる?」となってたんですよね。全貌が見えないというか、ピースが足りないから解釈するのが大変。それが、今作まで繋げてみることで見事にすっきり話が纏まった。感動しました。何ならONEUSのUSを取ってアルバム名付けてるだけだと思ってたよ私は...ごめんね...

 

【LIGHT US】は、暗闇の中にいた孤独な“僕”が“君”という太陽に照らされたお陰で無事集結。“君”に一生の愛を誓う物語。

【RAISE US】は、“君”が去っていってしまったが故に沈む太陽。光を失って、再び暗闇に囚われる“僕”。幸せな思い出を記憶の中で無限に繰り返す物語。

【FLY WITH US】は、太陽からとなって再び“僕”を照らしてくれた“君”に会いに行く。暗闇を蹴破って、光を辿って、“君”を探しに飛び立つ物語。

 

 

これらが読み取れるのは全アルバム共通してIntroとタイトル曲です◎ これが正解かどうかはさておき、気になる方は是非歌詞をご覧になってください!

 

 

 

 

Intro:Fly me to the moon

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Intro : Fly me to the moon

Intro : Fly me to the moon

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幼い頃、日が昇って明るくなった空に薄く残る月を見て不思議に思ったことはありませんか?雲一つない青空に浮かぶ白月。目立たないけれど、透明で美しいそれを見て何だか湧いてくる好奇心。そんな清々しい気持ちを思い起こさせてくれるIntro。

これめっちゃくちゃ好きです。涼しい音楽だな〜と思いました。若干の肌寒さを覚えるような澄んだ空気と、それを和らげる日光が心地いい午前10時頃。是非とも風を切って聴きたい。ウンの癖のある跳ねた歌い回しも曲とよく合ってる。3部作の中で同じカラーのアルバムは1つとしてなかったけれど、それが更に物語の序破急を表現してくれてるなぁと。

 

ラッパーズが作詞に参加したとの事で歌詞も見ましたが、どこまでも決意を抱えた“青年”の歌でグッとくる。決して少年ではないんですよね。今までの2部でもう彼らは無知な幼子ではなくなりました。イドパート「사실 내 자신이 너무나도 미워서 칠흑 같은 어둠 속에 나를 가뒀어(実は自分が凄く憎くて 漆黒の様な闇の中に自分を閉じ込めていたんだ)」という歌詞は、まさにそれの伏線回収。『Twilight』で暗闇に閉じ込められた“僕”。実は“君”に手放された未熟な自分が憎くて、自ら暗闇に閉じこもった事が分かります。

 

【RAISE US】という明けない夜は過ぎて、青年は決意の印に靴紐をきつく結びます。長い事閉ざしていた扉を開けて、その身一つで眩しい外の世界に飛び出していく事でしょう。

 

 

 

 

Plastic Flower

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Plastic Flower

Plastic Flower

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どピュア。イントロの異色さに初見時アルバム間違えたのかと思いました。ジャンルで言うとなんて言うのかな、ミロンガ(詳しくないから分からない)?ズンチャチャズッチャーッチャのリズムで弾むピアノがオシャレで好きです◎

 

とは言えあれ〜間違えた?と思ったままなので来た道を戻ろうとした瞬間、直後のソホさん弾丸ボーカルで足を撃ち抜かれ動けなくなった。アルバム合ってた...音で遊んだメロディーは断然ゴニちゃんよりソホさんが映えますね🤔(呑気) そして乙女ゲーム出身ごなくさんの「그 사람 옆에 있기엔 아까워...네 향기를 채워줄 사람 여기 있잖아(あの人の隣は勿体ないよ 君の香りを満たせる人間がここにいるじゃん)」で心臓を鷲掴みにされ、サビのリターンズソホさんに鷲掴まれたそれを鉛玉で破壊されました。遂にのすも銃を手にしてしまったのか...リロード&発砲音is最高

 

どこまでもメンバーの声質と演技力で遊んだ楽曲。聴いててキュンキュンします。割り振ったパートも大正解。ところでこんな可愛い歌詞をヨンジョさんとごなくさんが書いたんですか?本当ですか?どっからどこまで書いたんですか?教えてRBW、金なら払うよ。

 

しかしソホさんを9回も振った女相当やばい。し、自分のこと9回も振った女をラストチャンス1回で確実に撃ち落とすハートスナイパーイソホも相当やばい。

 

 

 

 

LIT

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LIT

LIT

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こちらで語り尽くしたので割愛!

 

 

 

 

Blue Sky

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Blue Sky

Blue Sky

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旅というのはなにも楽しいことだらけではない。という訳で、Introの出発から暫く時間が経った彼らを描くような歌。透けていた月もとうとう姿を消して、真っ青な空だけが残った真昼間。手探りで月を探し続けることの大変さにめげそうになりながらも、自分に鞭を打って立ち上がる歌詞に勇気を貰えます。

 

明るさ100%のポジティブなラインナップから一転、一気にシリアス展開の混じったマイナー調はインパクト抜群。ソホさんの、痛みを含んだような絶叫高音と、自分自身に言い聞かせるようなゴニちゃんの「포기하지 않아(諦めないんだ)」が染みる。パートが2つしかないドンジュちゃんだからこその重みがある「고이 간직했던 슬픔은 마음속에 피어나(大事にしまっておいた悲しみは心の中で蘇る)」も響く。

 

ヨンジョさんの持ちフレーズ「Ra spit out flame」が拝めるのもこの曲だけじゃないかな?これ凄く好きなので入れてくれて嬉しいです。1回無音にして「ya!!」からラップが始まる後半の大サビも好き。解けた靴紐をもう一度結び直して思い切り踏み切る瞬間。今度こそは上手く飛んで欲しいです。

 

 

 

 

Level Up

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Level Up

Level Up

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おいお前ら絶対レベリングし過ぎただろ。『Blue Sky』でもっと強くならなきゃと思ったのか、そんじょそこらの試練ぐらいなら小指で片付けるやべぇ奴らに成長致しました。ラッパー2名を筆頭にガラ悪く好き勝手暴れる様は、月を探しに行く勇者というより喧嘩の腕っ節最強な極道の人。一応常識が頭からすっぽ抜けてないところが救い。でも扉は燃やすし邪魔なものは全て蹴落とすスタイル。ヤクザかな?その上まだ強くなりたいそうです。どこ目指してるのかな?

 

パートがゴリゴリに少ないのに煽り性能高過ぎなウンとドンジュちゃん、いいですね。ラッパーが蹴散らして、運良くその攻撃を逃れた奴らをメボが一撃必殺で確実に仕留めていく陣形が好きです。タイトルはウンとドンジュ、他曲はメボ中心で陣組んでたイメージなので、切り込んでいくラップが快感。あるぼすのラッパーはPOP寄りで個性的な感じがしますが私は好きです。

 

 

 

 

Stand by

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Stand By

Stand By

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박우상ようやった~~~!!!ほぼメボのデュエット曲。思い切った判断。しかも途中の歌ラップはウンが担当。思い切った判断。

 

やっと果たした再会の言葉なのか、これこそがエンディングなのか。強くなって成長したが故に出てくる無理のない愛の言葉。歌詞の一つ一つを救っては飲み込んで、を繰り返したくなるお洒落でロマンティックなミドルバラード。アコースティックライブのような曲調がメボ2人の声にぴったりハマって気分が上がります。1日の終わり、夕方頃に聴きたい。そして聴いたらきっと愛しい人を思い浮かべてしまうと思います。恋が羨ましくなる究極のメロドラマの終着点。

 

今度こそ“僕”は“君”と手を取り合って生きていけるだろう、という予感を与えてくれる優しいラブソング。敢えてその役割をメボに託した所がアツい。やっぱりのすってメボ2人構え構成何ですよ。根本は。歌という活動において、この2人の力が絶対的且つ信頼が置かれていることがしっかり証明された1曲。

 

そしてウンの歌ラップ。彼の歌い方と声は圧倒的POPミュージック向きなので凄くいいと思います◎ 地の喋り方から結構上と下の音を行き来する癖があるので、それが歌にも出てるのがウンの声パフォにおける特徴です。時々それが不安定に聞こえてしまうことがあるので結構使い所を選ぶメンバーだと(私が勝手に)思ってるんですが、これぐらいテンポがゆったりしてて落ち着いた曲調だと綺麗に合わせてくれますね。ところでこれ、私はドンジュの声でも聞いてみたいよ。

 

 

 

 

青年達は更に高く飛ぶ

こうして無事に幕を閉じたUSシリーズ。最高の物語をありがとう...‪( ᵕ ᵕ̩̩ )‬ 結局このアルバムで1番好きな曲は暫く選べそうにありません笑 収録曲がさほど多くないという点を覗いても、アルバムまるっとここまで愛せるアーティストそうそういないです。しかも1枚に限らず3枚ともとなると本当に凄い。

 

気が早いけれど、これからも新しい物語を紡いでくれるであろう我らが蒼き星に改めて期待星!今回の活動でそうそうに高順位叩き出してるのす、手応えバッチリ。6人が頂点に立つその日まで私は1人の月として貴方達を精一杯照らします🌙

 

지구와 달을 데려가 일위!!f:id:Leonana110111:20191005223318j:image