君の唇に 敬礼

雑食ヲタのけいぽ日記

【JJ project】今世だけは一緒に【Tomorrow , Today】

 

 

After school life specialというエムネの企画...なのかな?昔のエムカパフォを掘り起こすってなものがようつべにありまして。その中で『Tomorrow , Today』を見つけてしまい、思わず速攻再生ボタンを押しました。

 

 

 

 

 

Verse 2

Verse 2

 

 

【Verse#2】、間違いなく一生好きなアルバムです。辛く苦しい毎日、2人の声で耳を塞ぎながら泣いていた日々を私は忘れられない。間違いなく縋って生きていた。たった8曲に命の火を託していたと思う。気づけばリリースからもうすぐ3年経ってしまうのね。

 

 

 

じぇぼむさんとじにょんさんが、ただ2人だけで歌って踊っているだけ。それだけでどうしてこんなに心打たれるのだろう。Mカの↑のステージ、冗談抜きで当時何度も何度も見ては感動したのを今でも覚えています。

 

GOT7というグループが誕生するより前から、2人は一緒だった。JJ projectというユニットを組んだものの2人で1つというにはあまりに正反対で、凸凹の噛み合わないパズルピースのようだったと思う。

月日が経って、2人は“7人のうちの2人”になった。沢山のものを得て、一方で2人だけだったものはなくなっていった。それでもよ。それでもやっぱり消えないものがある。消せないものがある。いや寧ろ、7人を知ったから2人を改めて知れたんだと思う。証拠に、2人にしか知り得ない沢山のものが『Tomorrow , Today』の歌詞にあまりに現れすぎていた。

 

2人はきっとこの曲の歌詞を、凄く具体的な映像を浮かべて書いたことだろうと思う。そしてその映像の中には、“2人で1つになれなかった頃”のシーン。それから“互いのために悩み苦しむ”シーンがあることだろうと思う。GOT7でもない、JJ projectでもない。何度この曲を聴いても、何度パフォーマンスを見ても触れられない“イム・ジェボム”と“パク・ジニョン”がそこには沢山眠っている。きっと。

 

 

本当に、なんて等身大の曲なんだろう。GOT7という売れっ子アイドルが、人間として、アーティストとして音楽をしていた。JJ projectは私にとって2人がアーティストになれる場所だった。だから好きだった。そう、だから好きなのよ私は。

 

 

この歌を聴いた時、私はこう思った。「この2人は今世だけ巡り会ったんだな」って。2人に前世も来世もなくて、今生きているこの人生で二人の関係は本当に最後だ。そして2人は、それをよく知っている。

 

『Tomorrow , Today』で交わされる視線から、別れの挨拶を感じてしまって辛い。誰より長く一緒にいるのに、「今道ですれ違っただけの人」みたいな雰囲気もするのは何故なんだろう。顔も性格も声もちがうのに、どうしてここまで1つになれてしまったんだろう。

本当に恐ろしく綺麗で悲しい2人だと思う。極限まで“腐れ縁”を濾過したみたいだ。運命というには未来が約束されていなさ過ぎるから...うん。やっぱり2人は腐れ縁だ。

 

 

 

 

 

4/20。

GOT7としてのカムバを控えているわけですが、私は近頃の彼らに何だか言いようのないモヤモヤを抱えてしまっています。今までずっと「彼らはアイドルではなくアーティストなんだ」と声を張り続けていたのだけど、それは「GOT7とは別の顔があるんだよ」ということが言いたかったのであって。

 

私の好きながっせって、なくなっていくんだろうなあって感じるのです。歳を重ねていく事にアイドルをどんどん置き去っていくのが分かる。本当に全てアーティストの肩書きに染まってしまうのね。

いいのよ。いいの。私だけがきっと、少し寂しいだけ。ただ、『난 니가 좋아』や『That's right』みたいに、片付いていないおもちゃ箱を漁っているような気持ちになれる彼らも忘れないで欲しい。

 

 

それから、アーティストとして生きることを許されていた居場所が、2人にはあったことも。どうか忘れないで。JJ projectの存在を忘れないで。忘れなければ、来世でもぶつかりあってくれそうなきがするの。

もしかしたらそこの道ですれ違ってくれるんじゃないかって、そう思うのです。

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